チョコミント ー チョコミント
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いつもの喫茶店で、大好きなチョコミントドリンクを頼んだ。席に座り、一口飲むと、目の前に、パッと景色が広がる。エメラルドグリーンの海と、そこにドットを付ける小さな岩たち。自然が創るチョコミントだ。
「いつ見ても綺麗ね」と私が話しかけると、「ああっ、ほんとに。チョコミント、慣れると美味しいね」と、遠くの島に住む彼が、エメラルドグリーンの海を見つめながら応えた。
私の味覚と彼の視覚、二人の言葉がチョコミントドリンクとチョコミントな海を通じて繋がる。最初、繋がった時はお互い驚いたけど…。
今日は何を話そうかとウキウキしていたら、「繋がるのは今日で最後にしよう…」と彼。
突然の別れ話に動揺した。
「なっ、なんで…?」
「海が見れなくなるのは残念だけど、これからは一緒にチョコミントドリンクが飲もうと思って。そっちの方が幸せじゃない?」
嬉しくて、もう一口啜る。世界はチョコミント色の幸せで溢れてる。
「いつ見ても綺麗ね」と私が話しかけると、「ああっ、ほんとに。チョコミント、慣れると美味しいね」と、遠くの島に住む彼が、エメラルドグリーンの海を見つめながら応えた。
私の味覚と彼の視覚、二人の言葉がチョコミントドリンクとチョコミントな海を通じて繋がる。最初、繋がった時はお互い驚いたけど…。
今日は何を話そうかとウキウキしていたら、「繋がるのは今日で最後にしよう…」と彼。
突然の別れ話に動揺した。
「なっ、なんで…?」
「海が見れなくなるのは残念だけど、これからは一緒にチョコミントドリンクが飲もうと思って。そっちの方が幸せじゃない?」
嬉しくて、もう一口啜る。世界はチョコミント色の幸せで溢れてる。
ファンタジー
公開:18/07/06 17:51
更新:18/07/15 07:03
更新:18/07/15 07:03
ショートショートを中心に、色々投稿しています。
よろしくお願いします。
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