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日用品を買いにホームセンターへ寄ったところ、入り口近くの一番目立つ場所にその商品は置いてあった。
「家庭祭園キット」
興味本位で1つ買って、家で栽培してみることにした。
ちょうど季節は夏。乾かないよう適度に水をやりながら、日光の当たる場所に置いていた。
1週間くらいすると、キットの中から小さな屋台のようなものが生えてきた。なるほど、だから祭園なのか。
そのまま育て続けていると、浴衣を着た小さな人達が続々集まってきた。少し早めの夏祭りだ。
屋台も増え、やぐらの周りでは人々が盆踊りを踊っている。賑やかでこちらまでワクワクする。
するとある日、花火が鳴り始めた。中の人々も花火を見上げている。
一際大きな花火が上がり終わると、人々が帰っていく。
儚さを感じながら、若い頃の夏祭りを思い出していた。
今年は久し振りに妻と夏祭りに行こう。そして思い出話に華でも咲かせてみようじゃないか。
「家庭祭園キット」
興味本位で1つ買って、家で栽培してみることにした。
ちょうど季節は夏。乾かないよう適度に水をやりながら、日光の当たる場所に置いていた。
1週間くらいすると、キットの中から小さな屋台のようなものが生えてきた。なるほど、だから祭園なのか。
そのまま育て続けていると、浴衣を着た小さな人達が続々集まってきた。少し早めの夏祭りだ。
屋台も増え、やぐらの周りでは人々が盆踊りを踊っている。賑やかでこちらまでワクワクする。
するとある日、花火が鳴り始めた。中の人々も花火を見上げている。
一際大きな花火が上がり終わると、人々が帰っていく。
儚さを感じながら、若い頃の夏祭りを思い出していた。
今年は久し振りに妻と夏祭りに行こう。そして思い出話に華でも咲かせてみようじゃないか。
青春
公開:18/07/06 19:00
更新:18/07/06 19:42
更新:18/07/06 19:42
ぽやぽやと思い付いた物語を書いております。素晴らしい作者の皆様の作品を読みながら勉強中の万年初心者。よろしくお願いいたします。
マイペースに投稿再開していければ良いなぁと思ふ今日この頃。
不勉強なもので、もしどなたかの作品と似た内容を投稿してしまっていた場合はご指摘頂けますと幸いです。
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