冥々26夜
0
68
真っ暗な部屋の中。
一人目を瞑る。
そして、いつものように脳内の世界に飛び込む。
自分の部屋には物がほとんどなく布団しかない。
パソコンもないし、冷蔵庫もないし、テレビやビデオももちろん無い。とにかく布団しかないのだ。
なぜそんな生活を送っているかと言うと、日々込み上げる負の感情に押しつぶされてしまうからだ。
それは、比喩で言っているわけではなく本当に自分の身体から出た“アレ”のせいで物理的に押しつぶされてしまうのだ。
アレは、負の感情とリンクして身体からしとどに流れ出る。それは、硬くゴツゴツしていて所々鋭利な部分もあるなにか。
アレに日々押しつぶされそうになるため僕は部屋に何も置かない。
しかし、それでもいつも自分の身体が押しつぶされるその瞬間にあの人の声が聞こえる。
その声を聴いた途端、僕は涙を流す。
そして涙がアレに伝うと、一瞬でアレは消え去り僕の身体は解放される。
一人目を瞑る。
そして、いつものように脳内の世界に飛び込む。
自分の部屋には物がほとんどなく布団しかない。
パソコンもないし、冷蔵庫もないし、テレビやビデオももちろん無い。とにかく布団しかないのだ。
なぜそんな生活を送っているかと言うと、日々込み上げる負の感情に押しつぶされてしまうからだ。
それは、比喩で言っているわけではなく本当に自分の身体から出た“アレ”のせいで物理的に押しつぶされてしまうのだ。
アレは、負の感情とリンクして身体からしとどに流れ出る。それは、硬くゴツゴツしていて所々鋭利な部分もあるなにか。
アレに日々押しつぶされそうになるため僕は部屋に何も置かない。
しかし、それでもいつも自分の身体が押しつぶされるその瞬間にあの人の声が聞こえる。
その声を聴いた途端、僕は涙を流す。
そして涙がアレに伝うと、一瞬でアレは消え去り僕の身体は解放される。
ファンタジー
公開:18/07/03 21:52
更新:18/07/03 21:56
更新:18/07/03 21:56
28歳。
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます