0
83

わたしにとってあなたという存在は、一番大切なものでも一番大切な人でもありませんでした。

故にあなたへの小さな想いなど、消そうと思えばいつだって消せるものだと感じていました。

それなのに、どうしてでしょう。

消そうとすればするほど、濃く色づいてしまうのです。

此処から離れてくれないのです。
恋愛
公開:18/07/01 10:54

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容