切る相談

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「ねーえ聞いてる?」
聞いてなかった。向かいに座ってる気になる彼女。大きな目が俺を見る。しかも上目遣い。可愛くないわけがない。
「切ろうかなって思ってるんだけど、どう思う?」
ピースサインを開いて閉じる。きっとはさみのジェスチャーだ。夏を前にばっさり髪を切るつもりか。さらさらと綺麗な髪だからもったいない気もするけど、ショートでもまた別の魅力があるだろう。俺はしばらく迷って、切ることを勧めた。彼女は悩みが解決してぱっと顔を輝かせた。

「切った(^^)v 写真送る?直接見にくる?」
と彼女から連絡があり、俺は彼女に会いに行った。
「待った?」
背後に彼女の声。
ショートカットの彼女がそこにいる!俺は勢いよく振り向く。

ポニーテールの彼女は、美容院帰りのプードルを連れていた。
「犬好きだね。お陰で可愛くなったよ、うちのこ。…親バカかな?」
「…可愛いよ」
ポニーテールの彼女もまた新鮮だった。
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公開:18/07/02 22:39

砂塵

読んでいただきありがとうございます。
話のおもしろさ云々はひとまず置いといて、とりあえず一本完結させることを重視して書いてます。
朗読ラジオ「月の音色リスナー」です(^o^)/
低浮上中なのでコメント返し遅れるかもですが必ずお返しします。

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