ハンプティダンプティ

「I am a Humpty Dumpty」
中学の英語の教科書の仕事始めてから大変な人生を送ってきた。僕は人間だから食べていく為にはと頭では分かってるけど毎回同じことだと飽きてくる。今日は違うことしてみたい。
あっ来た来た。

「あなたは誰？」
「私はハンプティダンプティ。お前は誰？」
「私はアリス。あなたはタマゴ？」
「そうだよ、タマゴだよ、驚いたかい？」
「はい。でも人間かと」
「人間に見えるのかい？」
「見えるわ。でもタマゴだなんて驚き」
しまった！たまに違う事言うとこうだ！（ハンプティダンプティの心の声）
「ところでタマゴさん、私お腹空いてるの。何か作ってくださらない？」
「残念ながら材料も道具もない」
アリスは私を指差して「あなたタマゴでしょ」
背中に寒気が走る。アリスの目つきが怖いし左の口元がかすかに上がるのを見逃さない。自分の行動に今更ながら大後悔！
痛い！頭叩くな！