僕が美術館ネコになったわけ
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僕の名前はクリムト。
金色の瞳と黒いボディ。
そしてなによりクリムトの風景画を愛する猫、
ということで館長に気にいられて以来、「クリムト」という名前をつけられて、ここに住み着いている。
なにしろあの風景画には僕をひきつけて止まないものがあるので、
日がな一日、絵の前にいることもあるくらいだ。
そう、子猫の頃にあんなところに居たからね。
懐かしいのさ。
というのは真っ赤なうそだ。
でも館長は、そんな妄想をしているらしい。
僕があの絵の前にいる理由は単純だ。
あの絵の額縁から猫が愛して止まない香りがするんだ。
ただ、僕の手には届かないので手は出さない。
それにこうやっていると、たいていの人が僕に敬意を払ってくれるし館長が世話を焼いてくれる。
これが僕がこの美術館の看板ネコになった理由(笑)
金色の瞳と黒いボディ。
そしてなによりクリムトの風景画を愛する猫、
ということで館長に気にいられて以来、「クリムト」という名前をつけられて、ここに住み着いている。
なにしろあの風景画には僕をひきつけて止まないものがあるので、
日がな一日、絵の前にいることもあるくらいだ。
そう、子猫の頃にあんなところに居たからね。
懐かしいのさ。
というのは真っ赤なうそだ。
でも館長は、そんな妄想をしているらしい。
僕があの絵の前にいる理由は単純だ。
あの絵の額縁から猫が愛して止まない香りがするんだ。
ただ、僕の手には届かないので手は出さない。
それにこうやっていると、たいていの人が僕に敬意を払ってくれるし館長が世話を焼いてくれる。
これが僕がこの美術館の看板ネコになった理由(笑)
ファンタジー
公開:18/08/30 10:20
更新:18/09/04 10:07
更新:18/09/04 10:07
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