星の見える夜に
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私は息子と高原のキャンプ場に来ている。
星に興味が出てきた息子と泊まりで星の観察をするためだ。
私は父としてのかっこいい所を見せようとテントを立て、その他の用意も全て済ませた。
しかし、かっこいい父にも天気ばかりはどうしようもない。
悲しむ息子を慰め、風の音を聞きながらテントで眠ることにした。
眠りについて数時間たった頃、私は息子に揺すり起こされた。
「お父さん!見て!」
息子の言う通りに目を開けると、そこには満天の星空が広がっていた。
「おぉ、いつの間にか晴れたんだな。よかったじゃないか。」
しかし、息子の顔は曇っていた。
「どうした?星が見れて嬉しくないのか?」
息子は首を横に振り、言った。
「なんでお父さんはテントが風で吹っ飛ばされたのにそんな呑気なこと言ってられるの!」
皮肉にも高原は広かった。
星に興味が出てきた息子と泊まりで星の観察をするためだ。
私は父としてのかっこいい所を見せようとテントを立て、その他の用意も全て済ませた。
しかし、かっこいい父にも天気ばかりはどうしようもない。
悲しむ息子を慰め、風の音を聞きながらテントで眠ることにした。
眠りについて数時間たった頃、私は息子に揺すり起こされた。
「お父さん!見て!」
息子の言う通りに目を開けると、そこには満天の星空が広がっていた。
「おぉ、いつの間にか晴れたんだな。よかったじゃないか。」
しかし、息子の顔は曇っていた。
「どうした?星が見れて嬉しくないのか?」
息子は首を横に振り、言った。
「なんでお父さんはテントが風で吹っ飛ばされたのにそんな呑気なこと言ってられるの!」
皮肉にも高原は広かった。
その他
公開:18/08/29 00:24
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