独り言

この人生が、くだらないと思うかい？
そのくだらない人生が美しいことも知らずに。

私のこのどうしようもない感情を、決め付けて、世の中にありふれるある感情の一つと定義してわかりやすく話を進める君のことも、私は大好きだよ。そう、どうしようもなくね。

私はまた、忙しい日々を送るだろうけど、君もまたそうだろう。
その中で、私がいることを忘れないでいてくれさえすれば、それはもう完璧さ。
バナナが熟れているのがいいか、青っぽいのがいいかなんてどうでもよくて、私は、どうしようもないくらい、私たちが愛おしいから。

この冷房がガンガンに効いた部屋で、毛布をかぶりながら酒を飲みながら描く文章は、紛れもない私だよ。
それが受け入れられまいと、私は構わない。
こうやって、私自身を消化することに、私は楽しみを覚えているんだから。
私たちは、私たちの優先順位で、私たちなりに生きていく。それがまた、魅力的なんだ。