キバナイチゲ

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その一帯には世にも珍しい永遠草の花が咲いている。
一見すると多年草のキバナイチゲに似ているが、この花はたとえ窯に入れようとも、液体窒素で凍らせても、欠片さえ残っていれば甦る事が出来る。
いつしか、「この花を口にすると不老不死になれる」という噂が広まった。
人々はこぞって花を口にするが、その誰もが病で死んでしまった。
後の検証では、この花には毒が含まれている事が分っている。


「っていうのがご先祖様に時代にあったんだって」
「マジで? 怖っ」
二人の女性が、森の中にあるカフェで談笑している。
「でもそれ聞いて納得した、何で私らが死なないかって。先祖は毒の耐性があって、それが私らのDNAに組み込まれているんだよ」
「さすが、頭いいね」
「当然、伊達に長生きしてねーっつーの」

カフェの窓からは、花が栽培されている畑を見る事が出来る。
その一帯には世にも珍しい永遠草の花が咲いている。
公開:18/08/22 19:00

ゴッペ

だいぶ休んでしまいましたが、またちょくちょく投稿できればといいなぁと思います。
コメントもありがとうございます。
どうぞよろしくおねがいします

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