転生社
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ラノベでは、異界への転生ものが流行らしい
異界への橋渡しをしてくれる「転生社」は、雑居ビルの屋上にあった
エレベーターと階段を使い屋上まで登る
「こちらから、異界へ行けると聞いたのですが?」
訪ねると中年の男性が応対してくれた
カウンター前のイスに座ると、男性が料金表を差し出す
「弊社は、お客様を異界へと導くお手伝いをしております」
料金表
飛ぶ・・ 50、000円
鉄道・・200、000円
薬物・・300、000円
・
・
「どの方法で行っても同じ異界に行けるのですか?」
と聞いてみた
「そうです。貴方自身に行ける異界が既に決まっています」
男性は答えた
「飛ぶ」の料金を支払うと、奥のドアに案内された
「このドアの向こうが異界の入り口です」
恐る恐るドアを開けた
おやっ?
外の景色が見える
足下には、走る車が小さく見える
振り返ろうとしたとき、男性が背中を強く押した
異界への橋渡しをしてくれる「転生社」は、雑居ビルの屋上にあった
エレベーターと階段を使い屋上まで登る
「こちらから、異界へ行けると聞いたのですが?」
訪ねると中年の男性が応対してくれた
カウンター前のイスに座ると、男性が料金表を差し出す
「弊社は、お客様を異界へと導くお手伝いをしております」
料金表
飛ぶ・・ 50、000円
鉄道・・200、000円
薬物・・300、000円
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「どの方法で行っても同じ異界に行けるのですか?」
と聞いてみた
「そうです。貴方自身に行ける異界が既に決まっています」
男性は答えた
「飛ぶ」の料金を支払うと、奥のドアに案内された
「このドアの向こうが異界の入り口です」
恐る恐るドアを開けた
おやっ?
外の景色が見える
足下には、走る車が小さく見える
振り返ろうとしたとき、男性が背中を強く押した
ホラー
公開:18/08/17 16:42
更新:18/08/17 16:46
更新:18/08/17 16:46
ペンネーム
海山 道三
みやま どうさん
「文章千本ノック」の一環で超ショートショートを投稿させていただきます
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