メイドの魔法Ⅳ・とりあえず完

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オムライス……じゃなくてアガナエルはふよふよとテーブルに着地すると、深いため息をついた。
【我とて不服だ。卵からヒヨコになる前にミキサーにかけられ、半熟に焼かれ、やっと自由になれたと思えばこの豚と深く融合するはめになるとは】
「そんな、早く成仏してくれよ!」
【だから出来ないの!】
「何はともあれ、使い物になったのはいいことね。感謝なさい。豚」
ミポリンまで僕を豚と呼ぶ。
「あなたも事情を知ってるなら尚更よ。付き合ってもらうわ」
「子どもの出る幕じゃないんだがねえ。子豚くんが心配だ」
こうして、“ルーン使い”メイドのミポリン、“双頭の龍(の刺青)”サラリーマン、“悪魔喰らい(喰わされ)”オタクの僕、“アガナエルの化身”オムライス(だったもの)が一堂に会した。
とりあえず僕から言えることはただ一つ。一体なんの戦力になるのか全くわからない、先の見えないお笑いパーティだということだけだったーー。
ファンタジー
公開:18/08/16 22:32
更新:18/08/19 18:03
序章、完 はたから見たらただのオフ会 無くならないオムライス メイドの魔法 一旦終わり 起承転結の起

風月堂( 札幌 )

400文字の面白さに惹かれて始めました!
文字や詩のようなものを書くのが趣味です。
情緒不安定気味でアゲサゲ落差のひどい人間ですw
いろんな方々の作品を読んで、心を豊かにしていきたいです。

無料の電子書籍をつくりました。
『ショートショート作品集カプセルホテル【】SPACE』
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『枇杷の独り言』
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写真は全て自前でやっています(笑)

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