作品がたまる、たまっていく

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ああ、僕が望んでいた世界。
次々と降り注いでいく、希望、絶望、渇望、失望、熱望。
私の頭上から降り注いで、目の前を通り、手をすり抜け、床に溶けていく。床に溶けていった、文字の羅列を必死になって解読していく。
「400」という絶対ルール。越えられない壁。
その絶対ルールを守ってきた文字の煌めきたちが、床を埋め尽くしている。
煌めきが、煌めきが、煌めきが。
次々と僕を包み込んでいく。
僕の着ている青いシャツに、煌めきが。煌めきから溢れんばかりの言葉の輝きが放出する。
輝きに目が眩む。細めた目から見える輝きを順番に吸収していく。輝きを紡ぐと一つの物語になる。
物語はパワーを持っている。青いパワー。赤いパワー。黒いパワー。白いパワー。様々なパワーが折り重なって、大きなパワーとなる。
一つの物語を吸収するのに、僕は多大なエネルギーを必要とする。だが、やめることはできない。物語は、まだ僕を待っている。
青春
公開:18/08/14 00:57
青いシャツのパワーファイター

undoodnu( カントー地方 )

構成の凝った作品が好きです。
雑絡みOK!

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