「ふ、は、ほほ」

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年老いた男が知り合いの奥様と老舗の料亭でお食事デートをしていた。
男が味噌汁を食べていると中から麩が飛び出した。
麩は「ふふ」と笑った。
驚いた男の口から入れ歯が飛び出した。
入れ歯は「はははは」と笑った。
やがて麩と入れ歯が共鳴する。
「ふはは、ふはは」と。
すると麩と入れ歯が悪魔のような姿形に変えた。
そして「ふははー!」と向かいに座っていた奥様の頬に取り憑く。
と、同時に奥様が「ほほほほ!」と笑い出した。
その顔はまるで、悪魔。
男は思わずポツリと呟いた。

「いつ見ても見事な厚化粧じゃ」
ファンタジー
公開:18/08/10 23:05

壬生のサル

ダジャレ好き。「わけわからん」「なにこれ?」「しょーもな!」それが壬生ワールド。ちょっとした息抜きにどうぞ!(54字)

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