漫才ってなに

「結婚したら、家事は分担ね」
「分かっているよ。じゃあ、俺は火を付ける役やるね」
「分かったわ。私は人が来ないか見張って……って、それは火事や！」
「ほうか」
「火事ちゃうわ、放火やった！（ヒントありがとな）」
「よっしゃ！　俺、大学行って、弁護士目指したる！」
「それは法科大学院や！　分かりにくいわ！」
「弁護士で思い出したけど」
「なんや？」
「思い出しただけ。ぽっ」
「何で照れた！　何で照れた今！」
「何で何で何で何で何で2回言うねん！」
「何で、何でを5回言うねん！」
「誤解や、俺はやっていない」
「なら、わしが守っちゃる」
「弁護士先生！　ひゅーひゅー」
「わしが弁護士や！　文句あるか」
「弁護士ネタ飽きたわ」
「お前が言い始めたんやろが！」
「燃やしてーな」
「どうした？」
「お前のハート」
「もう、燃えているぜ」
「ぽっ」
「何で照れた！」
「何で何で……」
「もうええわ！」