影のお泊まり
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夜中、洗面所の鏡を覗いたら僕の代わりに黒い人が映っていた。全身が夜に包まれているかのように暗い人だ。
僕はびっくりして眠気が少し吹き飛んだ。
その人は僕にお辞儀をすると話をかけてきた。
「こんばんは、突然で申し訳ありませんが一晩だけ貴方の影の中で宿泊させてもらえませんか」
「大丈夫ですよ」
黒い人はたいへん喜んだ様子で僕と一緒に歯磨きをして一緒にベッドの中に入った。
よく分からないけど、その晩だけは僕以外に誰かが毛布にくるまっている感覚がした。
__次の朝、僕はすぐに洗面所の鏡を覗いたけどそこにはいつも通り、僕が映っていた。
僕はびっくりして眠気が少し吹き飛んだ。
その人は僕にお辞儀をすると話をかけてきた。
「こんばんは、突然で申し訳ありませんが一晩だけ貴方の影の中で宿泊させてもらえませんか」
「大丈夫ですよ」
黒い人はたいへん喜んだ様子で僕と一緒に歯磨きをして一緒にベッドの中に入った。
よく分からないけど、その晩だけは僕以外に誰かが毛布にくるまっている感覚がした。
__次の朝、僕はすぐに洗面所の鏡を覗いたけどそこにはいつも通り、僕が映っていた。
ファンタジー
公開:18/08/11 16:32
不思議と不気味が大好きです!
ちょっと変わったお話を中心に書いてます。
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