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20XX年、AI搭載のロボットが普及し、人間と見紛うばかりのロボットが様々な職業で使われている。
ここA社でも、自社開発したAIを搭載した美人のロボット受付嬢が、にこやかに受付に座り、訪れる人達に愛想よく対応していた。
今日はVer.23のアップデートの日だ。
「開発部長、アップデートの準備が整いました。」
「よし。実行しよう。」
「はい。」
数分後。
「開発部長! 大変です!!」
「これは警備員さん、どうしましたか?」
「う、受付嬢の様子が変なんです!」
開発部長は急いで一階ロビーに向かった。
受付を見ると、今来客したらしい初老の男性が、なんと「いないいないばあ」をしているではないか!
見ると受付嬢は「ばぶー」と言ったかと思うと大声で泣き出したりしている。
「まずい! アップデートに失敗してVer.0.5になっている!!」
どうやら生後5ヶ月のAIに戻ってしまったようだ...
ここA社でも、自社開発したAIを搭載した美人のロボット受付嬢が、にこやかに受付に座り、訪れる人達に愛想よく対応していた。
今日はVer.23のアップデートの日だ。
「開発部長、アップデートの準備が整いました。」
「よし。実行しよう。」
「はい。」
数分後。
「開発部長! 大変です!!」
「これは警備員さん、どうしましたか?」
「う、受付嬢の様子が変なんです!」
開発部長は急いで一階ロビーに向かった。
受付を見ると、今来客したらしい初老の男性が、なんと「いないいないばあ」をしているではないか!
見ると受付嬢は「ばぶー」と言ったかと思うと大声で泣き出したりしている。
「まずい! アップデートに失敗してVer.0.5になっている!!」
どうやら生後5ヶ月のAIに戻ってしまったようだ...
SF
公開:18/08/09 12:46
更新:18/08/09 12:52
更新:18/08/09 12:52
スクー
Schoo
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