千里眼鏡
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世の中には『超能力』という言葉が存在する。
通常の人間にはできないが選ばれた者だけが使えると言う。
科学者の男は『透視能力』を実現する一つのメガネを開発した。
「ついに完成した。これをかければ未来も過去も思いのままに覗くことができるぞ!」
『__では、次のニュースです』
テレビを見ていた彼は電話越しの友人に言った。
「なあ、面白いニュースやってるぞ」
友人は興味深そうに返す。
「へえ。何か事件か?」
「なんでも有名な科学者が透視能力を持ったメガネを作ったらしいんだよ」
「メガネがか?」
「らしいよ。それでそのメガネをかけると未来も過去も思いのままに覗くことができるってさ」
「ははっ、信じらんねぇな」
「まあそんなメガネを実際にかけてみたわけよ。それで、えーと……」
『__実際にメガネをかけたところ度が強すぎて失明し病院へ搬送されたとのことです』
通常の人間にはできないが選ばれた者だけが使えると言う。
科学者の男は『透視能力』を実現する一つのメガネを開発した。
「ついに完成した。これをかければ未来も過去も思いのままに覗くことができるぞ!」
『__では、次のニュースです』
テレビを見ていた彼は電話越しの友人に言った。
「なあ、面白いニュースやってるぞ」
友人は興味深そうに返す。
「へえ。何か事件か?」
「なんでも有名な科学者が透視能力を持ったメガネを作ったらしいんだよ」
「メガネがか?」
「らしいよ。それでそのメガネをかけると未来も過去も思いのままに覗くことができるってさ」
「ははっ、信じらんねぇな」
「まあそんなメガネを実際にかけてみたわけよ。それで、えーと……」
『__実際にメガネをかけたところ度が強すぎて失明し病院へ搬送されたとのことです』
その他
公開:18/08/10 19:55
不思議と不気味が大好きです!
ちょっと変わったお話を中心に書いてます。
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