脳にケーブルを差した男の話

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ショートショートガーデンの更新が頻繁に行われている。それに対して、読む方が追い付いていない。
どんな名作を読みこぼしているのかもわからない。
歯痒い。もどかしい。
私は、一つの名案を思いついた。
脳にケーブルを差して、ショートショートガーデンに投稿されている作品を直接脳内に送ってしまえば良いのだ。
私は早速、装置を作り上げた。
私はどきどきわくわくしながら脳にケーブルを差し、作品を送り込んだ。

400文字の奔流が脳内に一気に流れ込む。
キラキラドヨーンギラギラスカッ……様々な感情が目まぐるしく芽生えていく。

私はショートショートガーデンというものを理解した。
統計情報から、次に投稿される作品の投稿者、ジャンル、タイトル、内容、その全てだ。
また、全過去作について、作者の意図を理解した。
私はこの経験を生かして一つのショートショートを作りたい。あ、文字数が。センスは手に入れられていない。
SF
公開:18/08/08 00:21

undoodnu( カントー地方 )

構成の凝った作品が好きです。
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