未来を担う

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「地球生命体ほぼ滅亡致しました!」
無機質な地で人造兵士たちが、人造王の前に整列していた。
「ほぼ? 私は完全に滅亡させよ、と命令を下したはずだが?」
「はっ。しかし一ヶ所どうしても我々には立ち寄れない場があるのです」
「ほう……」王の眼光が鋭くなり、口元に笑みが浮かぶ。
「それは興味深い。我々、人造文明を持ってしても破れぬ場か。よし、私が直々に赴こう」
そういう事になった。

「あちらでございます!」
兵士が指差す方を見つめ、王は目を見開いた。
「あれは……生命の樹。人類が道を誤り、我々が勢力を増し数百年。こんなにも力強い生命体がまだ残っていたか。もはや地球に未来はないと思っていたが早計であった。バカな人類に最後の機会を与えよう。この場を詳細に描き記し、過去に届けておけ!」
「はっ!」

時は数百年遡る。
二本の生命の樹に守られし一軒の農家。ここに地球の未来を担う一枚の絵画が届けられた。
SF
公開:18/08/08 23:55
北オーストリアの農家

壬生乃サル

まったり。

2022年…3本
2021年…12本
2020年…63本
2019年…219本
2018年…320本 (5/13~)

壬生乃サル(MiBU NO SARU)
Twitter(@saru_of_32)

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