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いつか必ず醒める一時の夢に溺れるくらいなら、わたしは永遠に叶うことのない夢を見ていたい。

透明色の狭すぎる世界で不自由に泳ぐ金魚を眺めながら、わたしのことを案ずるあなたへひとりごとのように囁く。

わたしなんかよりずっと顔色を悪くしたあなたがなんだか無性に可笑しくなって、微笑を零した。
ファンタジー
公開:18/08/07 10:02

きざはし

140字小説を書いています。
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