赤緑鉄矢
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目が醒めると目の前に赤いきつねと緑のたぬきが突っ立っていた
勿論、私は緑のたぬき派なのですぐに握手してもらった。緑のたぬきに。
すると赤いきつねが「ぼくも緑のたぬき派です」と語った。
それにしても起きてからと言うもののやたらと「人という字は」と言いたくなる
いや、そんなことはどうでも良い。私は働きに行かねばならない。
いつも通り白シャツ、赤ネクタイ、ライトグレーのジャケットに
ベージュの綿パンの格好で出勤する。
荒川の土手を歩きながら金髪の女性を見るのが私の日課だ。
そして昼ごはんにどん兵衛を食べる。
そして一言漏らす「マルちゃん」と
勿論、私は緑のたぬき派なのですぐに握手してもらった。緑のたぬきに。
すると赤いきつねが「ぼくも緑のたぬき派です」と語った。
それにしても起きてからと言うもののやたらと「人という字は」と言いたくなる
いや、そんなことはどうでも良い。私は働きに行かねばならない。
いつも通り白シャツ、赤ネクタイ、ライトグレーのジャケットに
ベージュの綿パンの格好で出勤する。
荒川の土手を歩きながら金髪の女性を見るのが私の日課だ。
そして昼ごはんにどん兵衛を食べる。
そして一言漏らす「マルちゃん」と
ファンタジー
公開:18/08/01 05:30
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