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踏み潰したイヤリングが壊れるみたいに貴方によって粉々にされた私の心に貴方はどう責任を取ると言うのでしょうか。

秋の高い空に手のひらを翳して別れを告げるようにひらひらと振る。

私を大事にしてくれない貴方などちっとも要らないからどうぞ此処から立ち去って。

鱗雲がゆっくりと空を流れていった。
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公開:18/07/28 08:39

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