海の恩返し
4
118
ある日の晩、家のインターホンが鳴った。
扉を開くと肌の透き通った女性が立っていた。
「先日、助けて頂いた海です」
私は海の環境汚染に反対運動をしている団体に所属していて、先日ある産業廃棄物の放流を止めさせた。
そうか、海はそのお礼をしに来たのか。
確かに私はそれだけのことをしたのだ。
女性は奥の部屋にこもり何か作業を始めた。
まさか、鶴の恩返しのように機でも織ってくれるのか。
楽しみだが、邪魔をしてはいけないとテレビをつけた。
「皆さん、とんでもないニュースです。突然、海が姿を消し、地球は全て陸になってしまいました!」
扉を開くと肌の透き通った女性が立っていた。
「先日、助けて頂いた海です」
私は海の環境汚染に反対運動をしている団体に所属していて、先日ある産業廃棄物の放流を止めさせた。
そうか、海はそのお礼をしに来たのか。
確かに私はそれだけのことをしたのだ。
女性は奥の部屋にこもり何か作業を始めた。
まさか、鶴の恩返しのように機でも織ってくれるのか。
楽しみだが、邪魔をしてはいけないとテレビをつけた。
「皆さん、とんでもないニュースです。突然、海が姿を消し、地球は全て陸になってしまいました!」
SF
公開:18/05/18 05:53
浅井企画所属。
ニュークレープ というトリオのナターシャと言います。ロシアの女ではなく日本の男です。
主にコントを作ってます。
いい脳の運動になりそうなので、ショートショート始めようと思います。
よければフォローお願いします。
ツイッターアカウント@newcrepe_nata
ログインするとコメントを投稿できます