酔っ払い牧場
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トラックで荷物を運んだ帰り道、そろそろ真夜中近い。本当ならトラックを止めて寝たいのだが、生憎そんな場所はなかった。うちの会社はホワイトになるんじゃなかったのか?なんて思いながら走っていると、さっきから目につく看板があった。
「酔っ払い牧場あと5キロ」
「酔っ払い牧場あと3キロ」
「あと1キロ」
面白そうじゃん。なんて、軽い気持ちで角を曲がった。
「いらっしゃい。ちょうど酒搾りの時間なんだ。」
こんな時間に?しかも酒搾りなんて聞いたことがない。
小屋の中に牛がいて、若い兄ちゃんは慣れた手つきで乳…ではなく酒を搾った。勧められるままにぐいっといっぱい、これはうまい。
「やっぱり酒はとれたてじゃないと」
まったくその通りだ。飲んだの初めてだけど。
牛がふらっと歩いてきて、ふぅっと息を吐いた。臭い。こいつ酔っ払ってんのか?まあいいや、気分いいし、もうちょっと飲んでいくかなぁ。
「酔っ払い牧場あと5キロ」
「酔っ払い牧場あと3キロ」
「あと1キロ」
面白そうじゃん。なんて、軽い気持ちで角を曲がった。
「いらっしゃい。ちょうど酒搾りの時間なんだ。」
こんな時間に?しかも酒搾りなんて聞いたことがない。
小屋の中に牛がいて、若い兄ちゃんは慣れた手つきで乳…ではなく酒を搾った。勧められるままにぐいっといっぱい、これはうまい。
「やっぱり酒はとれたてじゃないと」
まったくその通りだ。飲んだの初めてだけど。
牛がふらっと歩いてきて、ふぅっと息を吐いた。臭い。こいつ酔っ払ってんのか?まあいいや、気分いいし、もうちょっと飲んでいくかなぁ。
ファンタジー
公開:18/05/16 19:35
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