優しさの
0
124
男の人だというのにわたがしのような笑顔を浮かべるあなたは、まるで割れ物を扱うようにわたしに触れる。
わたしの身を伝う指は絹のように滑らかで、わたしを見つめるその瞳は一見柔らかなようでいて、実は紅い熱が帯びている。
嗚呼、身を焦がすほど愛すあなたに囚われたわたしは、やさしさの檻のなか。
わたしの身を伝う指は絹のように滑らかで、わたしを見つめるその瞳は一見柔らかなようでいて、実は紅い熱が帯びている。
嗚呼、身を焦がすほど愛すあなたに囚われたわたしは、やさしさの檻のなか。
恋愛
公開:18/05/16 10:04
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます