灯台

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周りを海に囲まれたこの島で、今日から僕は生活する事になった。
島の中心には大きな灯台が建っている。白い外観で、島のどこからでも見る事が出来る。その灯台を囲むように、居住区が広がっていた。

「ここの海は綺麗だからな、お前も少しは心を洗った方がいいと思うぞ」
その声の主は、今日から僕がお世話になるであろう人物だ。
「善処します」
島に着いたばかりの僕は、海を眺めていた。どこかの孤島なのか、他の陸地は確認出来ない。

「この先の明るい未来の事でも考えたらどうだ」
一足先に灯台に向かって歩くその人の背中に向かって、僕は小さい声で応えた。
「看守さん、灯台の下は暗いんです。それとも、罪を犯したこの僕の未来を灯台が照らしてくれるとでも?」
立ち止まった看守は背を向けたまま、首だけをこちらに向け言った。
「心配無い。ここにはサーチライトもあるし、俺達も監視で目を光らせているからな」
その他
公開:18/05/17 00:39
更新:18/05/31 00:56

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