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触れて、わたしの胸の奥のほう。

触れる、あなたの柔らかいところ。

それは、禁忌という名の密事。

響くのは、重なる二人の吐息だけ。

世から隠れたわたし達を、誰も何も邪魔できない。

窓を閉め切った真夏の夜、汗ばむ身体を持て余しながら二人、瞳を捕らえあって離さない。

嗚呼、夢か幻を見ているようで。
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公開:18/05/15 07:58

きざはし

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