囁く唇

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「大切に思っているからこそ言えないんだ」

苦し紛れの嘘を本気にした君の耳朶に触れる。

いつだって君は簡単に人の言葉を信用してしまう。

そうして嘘をついた人間に罪の意識を持たせ、何も知らず微笑うのだ。

そう、そのはずで。

「…それでも私はあなたの全て、共に抱えたい」

囁く唇は、真に君のものか。
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公開:18/05/12 09:50

きざはし

140字小説を書いています。
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