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「はいバツ」
うるさいなーと口答えすることもできずペンを握る。数学の問題を教えてもらう放課後。間違った数だけ会話が重なるのは皮肉なものだ。
ひとつ、何度解いても答えが同じになる。首を傾げたら丸がついた。
「それは合ってた」
彼がにやりとする。こんな正しくない人となんて、間違いたくない。
うるさいなーと口答えすることもできずペンを握る。数学の問題を教えてもらう放課後。間違った数だけ会話が重なるのは皮肉なものだ。
ひとつ、何度解いても答えが同じになる。首を傾げたら丸がついた。
「それは合ってた」
彼がにやりとする。こんな正しくない人となんて、間違いたくない。
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公開:18/05/13 22:02
更新:18/05/14 21:26
更新:18/05/14 21:26
アマガヤ ハル
超短編の世界でいきています、きっと
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