やめない

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嗚呼、嫌になるほど手に取るように分かってしまう。

彼女が何を恐れているのかも、何に怯えているのかも、心の奥底に潜めた本当の気持ちも。

抱き締めた身体は思っていたよりずっと華奢で頼りなく、嫌だとやめてと零す声も弱々しい。

「やめない」

君が僕を拒んでも、気持ちを認めるまでは絶対に離さない。
恋愛
公開:18/05/13 08:32

きざはし

140字小説を書いています。
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