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夢の中で恋に落ちた。

どこの誰かもわからないけれど
黒い髪と白い肌がとても美しい人でした。

あなたは、部屋の窓からこっそりわたしを連れ出し
星空の映る綺麗な川辺で
シロツメクサの指輪を作ってくれました。
わたしはただ ただ あなたの美しい横顔に見惚れていました。
その時間を永遠のように感じました。

そして、わたしたちはずっと一緒にいられるようにと
指切りをしました。

けれど、明日の朝になればきっとわたしは、
あなたのことを忘れてしまうのでしょう。

やがて、目覚まし時計の音が遠くから近づいてきました。

いつかまた会えるかしら。






朝、目が覚めるとなぜだかわたしは
涙をこぼしました。

窓を開けて外を見ると、庭には
綺麗なシロツメクサが一面に咲いていました。
ファンタジー
公開:18/05/09 14:32
更新:18/06/21 17:32

もえぞう( 福岡県 )

こんにちは。

思いついた事を気まぐれに投稿します。

詩を書くのが趣味で、

座右の銘は【シャツのボタンはいちばん上まで】です。

よろしくお願いします。

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