最低な遊び

0
131

あの女とは遊びだった。
いつも一人でいたから取り入るのは簡単だった。
こっちが優しくしてやったら、何でもやってくれた。金・飯。便利だったよ。

その日もいつものようにたかりに行った。するとあの女ときたら断りやがった。
まあいい。そっちがその態度なら、またぼっちに戻るがいい。
俺はその日からあの女に冷たくするようになった。

それから色々な女と付き合った。しかしどいつもこいつも今一だ。
やはり女は便利な奴が一番だ。そう思い、俺は久しぶりにあの女に会うことにした。
しかしあの女、どこにもいない。どれだけ探しても見つからない。
俺は金を失った。今まであの女頼りだったから。
飯を失った。何を食べても満たされなくなった。

いつしか俺はあの女を心から求めるようになった。
俺は一人きりで頼れるのはあの女しかいない。

やっと見つけたあの女は俺を見て笑った。
「あなたの観察は何よりも楽しい娯楽だったわ」
公開:18/05/06 19:09

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容