脳内運動

思考→想像・妄想→忘却のループ

子どもの頃の一人遊びの延長。
何かに気をとられる→脳内運動開始。

通勤時、満員電車の中吊りに『◯◯物産展』の文字発見。
美味しい物に出会えそうな予感。平日の帰りは遅くて無理かな…休日なら美紗を誘って行ける？だめだ次の休みは郊外のモールへ行く約束だ…となると行ける日が…物産展は月曜迄だからこっちを優先したい！でも言ったら『またなの！？』って彼女は怒るだろう…

あっ降りなきゃ

無事出社。隣の同僚にふと、彼はいつも同じ珈琲を飲んでいて飽きないんだろうかと思う。店にいい子でもいるのか、ただ単に珈琲好き？年中アイスなのもコースターを敷かずに机に直置きなのも気になるところだ。

脳内運動は日に何度も行われ、その大半は直ぐに忘れる。

深夜やっと帰宅、本日もお疲れだ…

ふと『美紗の怒り顔
意外に可愛いんだよな』と思った。
忘れたくないのでそのまま眠ることにした。