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私がアパートに帰ると部屋は真っ暗だった
おかしいな。いつもだったら彼女が玄関まで迎えに出てくれるはずなのに。もう寝ているのかな
そう思い、部屋に入ると、テーブルには部屋のキーと置き手紙が一枚置かれていた

「さようなら。もう、あなたにはついていけません。お別れしましょ」

あまりにもショックな出来事だった。私の心は張り裂けそうだった
その時、ガガガッツと亀裂が走り、私の心に深い溝が出来た
しばらくするとその溝にはしょっぱい涙が溜まり、大きな海が出来た
私は水中を覗いて見た。すると鮭が泳いでいた。きっと最近、酒に溺れていたからだろう
次の日から私は心を入れ替えて働いた。すると今度は鯛と鱒が泳ぎ出した
明日からこうしたい、次はこうしますと言う事だろう
私はこの出来事をネットに掲載した
一週間後
幾人もの探検家達がその不思議な海域を調査させてくれと申し出があった
私はただ一言、きっと後悔しますよ
公開:18/05/04 14:49
更新:18/05/04 14:51

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