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すらっと伸びる脚に手を滑らせたくなる衝動を抑え込んで、阿呆かと呟く。

誰かにではなく、自分に呟く。

どうやら、まだ夏も先だというのに暑さにまみれた五月に、当てられてしまったようだ。

だけどそんな僕とは対照的に、君は汗の匂いすらさせず爽やかに微笑う。

僕に向かって微笑う。

暑いねって微笑う。
青春
公開:18/05/04 09:57

きざはし

140字小説を書いています。
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