未来からの使者

4
135

朝、目が覚めると、男がそばに立っていた。

-- おれだよ、おれ。

男は未来の俺自身らしい。将来の危険を回避するため、アドバイスに来たという。
どれくらい未来から来たのかわからないが、見た目は今の俺と変わらない。そんな近い未来にタイムマシンができるのだろうか?
俺は、俺を自称する男に話を詳しく聞くことにした。しかし...

ーー 健康が第一だぞ。体を鍛えるんだ。あ、あと、挨拶はしっかりな。睡眠もしっかりとれよ。

語られる言葉は小学校の先生が生徒に諭すようなものばかりで、具体的な未来はなにもわからない。
こちら質問しても、

-- 残念だが、未来の改変が大規模にならないよう、あいまいなことしか発言できない。

そういうものかと思いつつも、これではどうしようもない。歯痒い気持ちで、この質問を再び投げた。

なんで、体が透けてんの?

男はお決まりの言葉でこう言った。

-- 体を鍛えるんだ
SF
公開:18/05/05 23:01
更新:18/05/06 21:00

イチフジ( 地球 )

マイペースに書いてきます。
感想いただけると嬉しいです。

とりあえず、100話と、お気に入りにはいる作品を作ることを目標にする

78 蟹座

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容