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君が苦しいときは、詰まる息を抜き取ってあげる。

だから僕が苦しいときは、君の存在を僕から抜き取ってしまってよ。

いつだか約束したこと、今になって思い出してしまう。

火葬場から昇る煙は、君の魂かな。

黒い背広は僕にはまだ重くって、僕は君の亡骸に、約束守ってくれなかったね、と恨み言を零した。
その他
公開:18/05/02 09:47

きざはし

140字小説を書いています。
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