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もう何時間登って来ただろう…
叔父さんから預かった黒糖焼酎も
都会暮らしの私にはかなりキツイ
まだ…お寺の屋根すら見えないし…
そのお寺には曾祖父の酒蔵から
毎年御布施を送り続けているらしく
卒論のテーマにも合っていたので…
行ってみなさいと来たのはいいけど
広く長い水平線に沈む夕陽を横目に
階段を上がって行く…
焼酎を住職に渡し私は眠りに落ちた
次の日
海くじを引かせてもらった
六角柱の箱をよく振って
細い棒の番号の貝をもらう
貝は桐の箱に入っていた…
カリブ海のコンク貝らしく
薄いピンク色の入った美しい貝だった
この海みくじは
持った時のフィーリングで
感じとるものらしい
手に取ると
怒号の中…嵐のような雨と風を感じ
その後に甘い香りと
重苦しい空気が流れた
自分は凶なのか?と
貝に耳を当て目を閉じて
気持ちを落ちつかせて
その音の先を想像してみると
空気が変わり
私は財宝の中にいた…
叔父さんから預かった黒糖焼酎も
都会暮らしの私にはかなりキツイ
まだ…お寺の屋根すら見えないし…
そのお寺には曾祖父の酒蔵から
毎年御布施を送り続けているらしく
卒論のテーマにも合っていたので…
行ってみなさいと来たのはいいけど
広く長い水平線に沈む夕陽を横目に
階段を上がって行く…
焼酎を住職に渡し私は眠りに落ちた
次の日
海くじを引かせてもらった
六角柱の箱をよく振って
細い棒の番号の貝をもらう
貝は桐の箱に入っていた…
カリブ海のコンク貝らしく
薄いピンク色の入った美しい貝だった
この海みくじは
持った時のフィーリングで
感じとるものらしい
手に取ると
怒号の中…嵐のような雨と風を感じ
その後に甘い香りと
重苦しい空気が流れた
自分は凶なのか?と
貝に耳を当て目を閉じて
気持ちを落ちつかせて
その音の先を想像してみると
空気が変わり
私は財宝の中にいた…
その他
公開:18/05/02 09:26
更新:18/05/05 00:37
更新:18/05/05 00:37
好きな言葉
我 以外 皆 我師
我 想う 故に 我あり
読めば読むほど…あじのでる
絵本がね…いつか書けたらいいな〜(*^^*)と
思っちょります(-ω☆)キラリ
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