愛しきその

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ごった返した現実は五月蝿くて、探しものをする僕を惑わす。

息も切れ切れにスクランブル交差点に立ち尽くす僕を目に入れる者などなく。

もう、見つかりなどしないのかな。

諦めかけた僕を呼ぶ、音。

「——」

雑音に混ざる愛しきその声に向かって、走り出す。
その他
公開:18/05/03 10:54
更新:19/02/12 21:06

きざはし

140字小説を書いています。
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