手の平

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悪夢に魘され覚醒し、まず視界に入るのは、何の変哲もない手の平。

いつもと同じ色をしているのに、霞んだ目には赤黒く染まったように見える。

君に会いたい、のに。

血に汚れたこの手では、大切な人に触れることさえままならないのだ。
ファンタジー
公開:18/05/03 10:53

きざはし

140字小説を書いています。
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