0
147

それこそ生まれたときから築いてきた関係を壊すことを恐れてしまうのは、たぶん普通なのではないかなとちらり、彼を盗み見する。

私の視線に気づいて、彼はへにゃりと微笑う。

そういう表情も私の前でしかしない彼は、きっと私が手を伸ばせば迷うことなくその手を取ってくれるから、尚更私は躊躇うのだ。
恋愛
公開:18/04/30 08:21
更新:18/04/30 08:21

きざはし

140字小説を書いています。
http://twitter.com/kuruizaki63

もうひとつのアカウント
https://short-short.garden/author/808811

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容