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「可哀想な女だな」

廻廊を歩く足を止めたかと思えば、男はそう呟いた。

視線を辿れば、そこには我が国唯一の女軍人の姿がある。

「国に忠義などないというのに、母親ひとりを人質に取られ、国の為に戦うという運命から逃れられず、鎖を断ち切るためには命を捨てるしかないと考えている、愚かで弱い女だ」
ファンタジー
公開:18/04/27 10:29

きざはし

140字小説を書いています。
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