屋上にて

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例えば彼女の手を取って、流れる涙を掬って。

「生きてと言えたら何か変わった?」

彼女が身を棄てたビルの屋上で、星空に向かい少女は呟く。

揃えられたローファーは、今は痕跡すらない。

「虚しいものね」

今更、何を思っても遅いのに。
ミステリー・推理
公開:18/04/27 10:20

きざはし

140字小説を書いています。
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