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『夜ってなんであるんだろう。遊ぶ時間が減っちゃうじゃん。』
『そうだね。』
『お母さんは夜に寝ないと次の日、元気に遊べないからっていうんだよ。』
『それも正解だね。人間は動いた分、夜に休まなければいけないね。』
『他にもあるの?』
『ああ。あるさ。君は変に感じるかもしれないけれど、大人になったら感情を周りの人に表現すること、特に泣くことが難しくなってしまうみたいなんだ。迷惑をかけてしまうと感じてしまうようだよ。』
『へえ。そうなんだ。』
『じゃあ大人たちは泣きたい時どうしていると思う?』
『そんなのわからないよ。ところで夜がくる理由はー?』
『そうだね。夜がくる理由は、誰にも気づかれないように泣きたい大人のためさ。そして悲しみのスパイラルに堕ちないように僕は回りつづけ・・・』
窓からの強い日差しで、眠りから覚めた。
お母さんにその出来事を話すと、素敵な朝ねと言った。
『そうだね。』
『お母さんは夜に寝ないと次の日、元気に遊べないからっていうんだよ。』
『それも正解だね。人間は動いた分、夜に休まなければいけないね。』
『他にもあるの?』
『ああ。あるさ。君は変に感じるかもしれないけれど、大人になったら感情を周りの人に表現すること、特に泣くことが難しくなってしまうみたいなんだ。迷惑をかけてしまうと感じてしまうようだよ。』
『へえ。そうなんだ。』
『じゃあ大人たちは泣きたい時どうしていると思う?』
『そんなのわからないよ。ところで夜がくる理由はー?』
『そうだね。夜がくる理由は、誰にも気づかれないように泣きたい大人のためさ。そして悲しみのスパイラルに堕ちないように僕は回りつづけ・・・』
窓からの強い日差しで、眠りから覚めた。
お母さんにその出来事を話すと、素敵な朝ねと言った。
その他
公開:18/04/27 13:25
#ショートショート #超短編小説 #ショートショートガーデン
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