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あの子は私にとって、唯一の光だった。

愛されることを、そして愛することを疑わない彼女は汚れた私の心さえも受け容れ、いつしかその温もりは私の凍てりを溶かしていった。

「あなたの行先が暖かでありますように」

幾つもの命を奪ったこの手を胸に抱いて、彼女が言った言葉を私は忘れることができない。
その他
公開:18/04/26 10:43

きざはし

140字小説を書いています。
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