本当の私

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目と目をしっかり合わせて、繰り広げられる話しを興味深げに聴く振りをして、感情豊かな風を一々装う。

さすればほうら、莫迦な大人達は良い気分をカタチにしてくれる。

増えに増えたカタチを数え、夜の街を歩く姿が本当の私だと知れば、このお遊びはもうできないのかしら。

足元で黒猫が寂しげに鳴いた。
青春
公開:18/04/24 11:46

きざはし

140字小説を書いています。
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