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逃げる、隠れる。

気の弱い私の困った癖に呆れる大人達の中で、妹だけはいつも私を探してくれた。

一番に見つけ出してくれた。

「みいつけた」

朝日のような笑顔で半べその私の手を引く、そう、今もまた。

どうしてと、ずっと聞いてみたかったことに妹は誇らしげに言うのだ。

「誰よりも姉上が大好きだもの」
青春
公開:18/04/23 11:41

きざはし

140字小説を書いています。
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