再びの

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紺色のリボンと臙脂色のスカーフが交差して、二人の視線も交差する。

それは待ち望んでいた、再びの巡り逢い。

教科書とノートでいっぱいの学生鞄が重く、座り込むわたしの頬には涙。

顔に似合わぬファンシーなハンカチで、それを強引に拭う貴女の目元にも、涙。

お揃いだと微笑えば、貴女は目尻を下げた。
SF
公開:18/04/20 13:29

きざはし

140字小説を書いています。
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