ガラスの恋

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大人を揶揄わないの。

押しのけられた胸とともにこぼされた、真意を測りかねる微笑みは、たぶんというか十中八九、僕を拒む気持ちの表れなのだろう。

割れたグラスが、ふたりの足下に散らばる。

少しでも足を動かせば破片を踏んでしまいそうなのに、彼女はそんなことに気も留めず、僕を置いて去り行った。
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公開:18/04/19 13:36

きざはし

140字小説を書いています。
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